探偵ができることとは?調査の種類、料金、依頼方法をプロが徹底解説!失敗しないためのポイント
探偵に依頼できる調査の種類から料金相場まで完全ガイド
「探偵への依頼を検討しているが、実際にどのような調査を依頼できるのか分からない」「料金相場はどの程度なのか知りたい」といったお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
探偵業界では、お客様のニーズに応じて様々な調査サービスを提供しています。本記事では、代表的な調査内容から料金体系、優良な探偵社の選び方まで、初めての方でも安心してご依頼いただけるよう詳しく解説いたします。
この記事でわかること
・探偵に依頼できる主要な調査の種類
・各調査の料金相場と期間の目安
・信頼できる探偵社の見分け方
・契約前に確認すべき重要なポイント
探偵に依頼できる主な調査サービス一覧
探偵事務所では、法的な制約の範囲内で様々な調査を承っています。ここでは代表的な調査内容について、具体的な手法と得られる成果物をご紹介します。
調査の種類 | 主な目的 | 調査期間の目安 | 料金相場 |
---|---|---|---|
浮気・不倫調査 | 配偶者の不貞行為の証拠収集 | 1〜2週間 | 30〜80万円 |
素行・行動調査 | 対象者の生活実態や交友関係の把握 | 3日〜2週間 | 20〜50万円 |
所在・行方調査 | 家出人や失踪者の居場所特定 | 1週間〜1ヶ月 | 25〜60万円 |
結婚・身元調査 | 結婚前の相手の経歴や素性確認 | 1〜3週間 | 15〜40万円 |
企業信用調査 | 取引先や従業員の信用度判定 | 1〜4週間 | 30〜100万円 |
浮気・不倫調査の詳細
浮気・不倫調査は、探偵業界で最も多くご依頼いただく調査の一つです。法的に有効な証拠を収集することが主な目的となります。
重要なポイント
単に対象者が異性と一緒にいる写真では、法的な証拠能力は低くなります。裁判で使用できる証拠として認められるためには、ホテルや自宅への出入りを複数回、日時入りで撮影することが重要です。
調査で得られる具体的な証拠
- ホテルや相手宅への出入りの写真・動画
- 密会場所での行動記録
- 日時が明確に記録された調査報告書
- GPS による移動軌跡データ(合法範囲内)
これらの証拠は、離婚協議や慰謝料請求の際に重要な根拠資料となります。また、弁護士との連携により、法的手続きもスムーズに進めることができます。
所在・行方調査の成功事例
現代の人探し調査では、従来の聞き込みや張り込みに加えて、デジタル技術を活用した調査手法が主流となっています。
「17歳の娘が家出して連絡が取れなくなった。警察では『事件性がない』として積極的に捜索してもらえなかったが、探偵社に依頼したところ、SNSの投稿分析から3日で居場所を特定できた」(50代女性・主婦の事例)
デジタル時代の人探し手法
- SNS投稿の位置情報や背景画像からの場所特定
- 公開されているオンライン情報の総合的な分析
- 過去の居住歴や交友関係データベースの活用
- クレジットカード利用履歴の合法的な調査
企業調査の需要増加
近年、リモートワークの普及に伴い、従業員の勤務実態調査や取引先の信用調査の需要が急増しています。
企業調査の具体例
・在宅勤務中の社員の実際の行動調査
・新規取引先の財務状況や経営実態の確認
・競合他社の営業戦略や新サービス情報の収集
・採用候補者の経歴詐称の有無確認
探偵ができることと法的制約について
探偵業は探偵業法をはじめとする各種法令により厳格に規制されており、合法的な手段での調査に限定されています。ここでは、適法な調査手法と禁止されている行為について詳しく解説します。
合法的に実施可能な調査手法
探偵業法第2条に基づき、以下の手法による調査が認められています。
- 尾行・張り込み:公共の場所での対象者の行動追跡
- 聞き込み:身分を偽らない適正な情報収集
- 公開情報の調査:SNS、ブログ、登記簿等の分析
- 写真・動画撮影:肖像権を侵害しない範囲での記録
法的に禁止されている行為
以下の行為は法律で禁止されており、優良な探偵社では絶対に行いません。
絶対に行ってはいけない調査手法
・住民票・戸籍の不正取得
・本人同意なしでのGPS設置
・盗聴器・盗撮器の設置
・私有地への無断侵入
・暴力的・威圧的な聞き込み
これらの違法行為により取得された証拠は、法廷では「毒樹の果実」として証拠能力を認められません。適法な手段にこだわることが、依頼者様の利益を最大化する重要なポイントです。
警察・弁護士・探偵の役割分担
問題解決のためには、各専門機関の役割を理解し、適切に連携することが重要です。
機関 | 主な役割 | 扱える案件 |
---|---|---|
探偵 | 証拠収集のプロフェッショナル | 民事案件の証拠収集 |
警察 | 刑事事件の捜査・逮捕 | 刑事事件・犯罪行為 |
弁護士 | 法的手続き・交渉代理 | 民事・刑事の法的手続き |
探偵調査の料金体系と相場
探偵調査の料金は、調査内容・期間・難易度により大きく変動します。透明性の高い料金設定を行っている探偵社を選ぶことが重要です。
主要な料金体系の比較
料金体系 | 特徴 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
時間料金制 | 調査員数×時間単価 | 短期間で終了すれば安価 | 長期化すると高額になる |
パック料金制 | 一定期間の固定料金 | 予算が明確で安心 | 早期終了でも返金されにくい |
成功報酬制 | 成果に応じた報酬 | 結果が出なければ費用最小 | 成功条件の定義が重要 |
料金相場の詳細分析
調査費用の内訳を理解することで、適正な料金かどうかを判断できます。
- 人件費:調査員の時給は1名あたり8,000〜15,000円が相場
- 車両費・ガソリン代:1日あたり5,000〜10,000円
- 機材費:高性能カメラ等で日額3,000〜8,000円
- 報告書作成費:20,000〜50,000円
- 諸経費:交通費、宿泊費等の実費
料金トラブルを避けるポイント
・契約書に追加費用の上限を明記
・延長時の事前承認システムを確認
・中間報告での進捗確認を約束
・見積書と契約書の内容を詳細に照合
信頼できる探偵社の選び方
優良な探偵社を見分けるためには、いくつかの重要なチェックポイントがあります。適正な調査を依頼するための選定基準をご紹介します。
必須確認事項:探偵業届出番号
探偵業届出番号は、公安委員会への正式な届出を証明する重要な番号です。「○○都道府県公安委員会 第○○号」の形式で表示されます。
届出番号の確認方法
1. ホームページや名刺に記載されている届出番号をチェック
2. 各都道府県警察のホームページで届出の有無を確認
3. 面談時に届出証明書の提示を求める
無届営業の業者に依頼した場合、違法調査のリスクや証拠の無効化、料金トラブル等の深刻な問題が発生する可能性があります。
面談時のチェックポイント
実際の面談では、以下の点を重点的に確認することをお勧めします。
- 調査方法の具体的説明:手法や人員配置の詳細な説明ができるか
- 法的制約の理解:違法行為について明確に説明できるか
- 料金体系の透明性:内訳と追加費用について明示できるか
- 過去の実績:報告書のサンプルや成功事例を提示できるか
- アフターフォロー:調査後の弁護士紹介等のサポート体制
避けるべき探偵社の特徴
要注意の探偵社
・「100%成功」等の過度な成功率を謳う
・料金を最後まで明かさない
・契約を急がせる
・事務所の所在地が不明確
・「何でもできる」と違法行為を示唆する
弁護士との連携による証拠活用
探偵調査で収集した証拠を最大限活用するためには、弁護士との適切な連携が不可欠です。法的手続きを見据えた証拠収集により、より確実な問題解決が可能となります。
法的に有効な証拠の要件
裁判で採用される証拠には、以下の条件を満たす必要があります。
- 証拠の真正性:改ざんされていない原本であること
- 取得の適法性:違法手段で入手されていないこと
- 関連性:争点と直接的な関係があること
- 証明力:事実を証明する十分な内容であること
「探偵と弁護士が事前に連携することで、法廷で通用する質の高い証拠を効率的に収集できます。調査開始前に弁護士に相談し、必要な証拠の種類と程度を明確にしておくことが重要です」(弁護士法人○○ 代表弁護士談)
探偵から弁護士への連携プロセス
- 事前相談:調査開始前に弁護士が証拠要件を明確化
- 調査実施:法的要件を満たした証拠収集の実行
- 証拠検証:収集した証拠の法的有効性を弁護士が確認
- 法的手続き:調停・訴訟等の適切な手続きを選択
調査成功率を高めるための依頼者の準備
探偵調査の成功は、探偵社の技術力だけでなく、依頼者様の協力と準備によって大きく左右されます。効果的な調査のための準備事項をご説明します。
事前に準備すべき情報
調査対象者の基本情報
・氏名、年齢、職業、勤務先
・住所、よく利用する交通手段
・身長、体重、特徴的な外見
・携帯電話番号、メールアドレス
行動パターンの詳細
・平日と休日の典型的なスケジュール
・よく立ち寄る場所(店舗、施設等)
・趣味や習い事の情報
・交友関係や人間関係の詳細
調査期間中の注意事項
調査の成功を阻害しないよう、以下の点にご注意ください。
- 普段通りの行動:対象者に警戒心を与えない自然な振る舞い
- 秘密の厳守:調査について第三者に相談しない
- 感情的な行動の回避:対象者への詰問や追及は厳禁
- 連絡体制の維持:探偵社からの緊急連絡に対応できる状態を保持
よくあるトラブル事例と対策
探偵業界では、残念ながら一部の悪質業者によるトラブルが発生しています。事前に典型的なトラブル事例を知ることで、被害を未然に防ぐことができます。
料金に関するトラブル
「当初30万円と言われたが、調査が長引いたという理由で最終的に120万円を請求された。契約書を確認したが、延長料金の詳細な規定がなく、泣き寝入りするしかなかった」(40代男性の事例)
料金トラブルの予防策
・契約書に延長時の単価を明記
・追加費用の上限額を設定
・中間報告での費用確認を義務化
・書面による事前承認システムの確立
証拠の質に関するトラブル
「成功報酬制だから安心」と思われがちですが、成功の定義が曖昧だとトラブルの原因となります。
- どの程度の証拠で「成功」とするかを具体的に定義
- 弁護士が認める証拠レベルを事前に確認
- 証拠不十分の場合の対応方法を契約書に明記
- 中間報告での進捗確認を定期的に実施
情報漏洩に関するトラブル
調査内容の第三者への漏洩は、個人情報保護法違反となる重大な問題です。
情報漏洩の予防策
・探偵社の個人情報管理体制を事前確認
・守秘義務契約の詳細な締結
・データの保管・廃棄方法の明確化
・情報セキュリティ認証の取得状況確認
まとめ
探偵調査は、適切な業者選びと正しい依頼方法により、皆様の抱える問題解決に大きく貢献できるサービスです。重要なのは、法的制約を理解し、透明性の高い料金体系を持つ信頼できる探偵社を選ぶことです。
探偵業届出番号の確認から始まり、面談での詳細な説明、契約条件の明確化、そして弁護士との連携まで、段階的にチェックポイントを確認することで、満足度の高い調査結果を得ることができます。
依頼前の最終チェックリスト
□ 探偵業届出番号の確認完了
□ 調査方法の具体的説明を受けた
□ 料金体系と追加費用について合意
□ 契約書の内容を十分理解
□ 成功条件を明確に定義
□ アフターフォロー体制を確認
当社では、これらすべての要件を満たした透明性の高いサービスを提供しております。初回相談は無料となっておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
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